米SanDiskは、同社初となる自己暗号化ソリッドステートドライブ、SanDisk X300s SSDを発表した。

自己暗号化ソリッドステートドライブ「SanDisk X300s SSD」

本製品は、AES 256ビットFIPS197認証ハードウェア暗号化エンジンを搭載。TCG Opal 2.0およびMicrosoft Encrypted Hard Driveに対応し、IEEE 1667などの業界標準セキュリティ仕様に準拠している。

また、DEVSLP低電力モードによる高度な電源管理に対応し、Microsoft InstantGoを利用できる。

さらに、1台ごとにWave SystemのEMBASSY Security Center(ESC)を搭載したX300s SSDを、近々発表予定のソフトウェアスイートSanDisk SSD Dashboardで提供。WaveのESCは、X300s上にある暗号化されたデータに対して、アクセス可能なユーザー設定やパスワード設定により管理するローカルクライアントアプリケーション。この機能は追加料金なしで提供される。

SanDisk X300s SSDは、6月より2.5インチ7mm厚およびM.2 2280(片面)の2種類のフォームファクタおよび64GB、128GB、256GB、512GB、1TBの容量で提供される。また、Wave ESCを搭載したSanDisk SSD Dashboardは、2014年6月上旬より提供開始される。