NTTコムウェアは、OpenFlow標準仕様への対応(OpenFlow1.3対応)と、OpenFlowスイッチの冗長化構成(MC-LAG対応)によるネットワーク信頼性の強化機能を追加した「SmartSDN Controller」を、5月22日より販売すると発表した。

同社では、昨年の11月から「ネットワークの故障やトラフィック状況に応じた柔軟なネットワーク経路制御機能」「仮想ネットワーク上の疎通確認・通信経路確認試験機能等の保守運用機能」を特長とする、「SmartSDN Controller」を2013年11月から販売している。今回発売するのは、その機能強化版。

冗長化構成(MC-LAG対応)では、従来は、外部のL2SWと接続する収容リンクと収容OpenFlowスイッチが単一となるネットワーク構成だったが、今回、異なる2つの収容OpenFlowスイッチと収容リンクでLAG (Link Aggregation)を構成し、冗長化を実現した。

冗長化構成(MC-LAG対応)

本システムは、サーバに「SmartSDN Controller」をインストールし、「SmartSDN Controller」から、標準仕様(OpenFlow)に準拠したOpenFlowスイッチを制御する。