JPCERTは5月14日、Adobe Flash Playerに複数の脆弱性があるとして、最新のバージョンに更新するよう、注意喚起を行った。

これらの脆弱性を悪用した細工したコンテンツをユーザーに開かせることで、遠隔の第三者は任意のコードを実行させることが可能になるという。

対象となる製品とバージョンは、 Adobe Flash Player 13.0.0.206およびそれ以前 (Internet Explorer、Google Chromeなど)だ。

対策は、 Adobe ReaderおよびAcrobatを最新のバージョン「Adobe Flash Player 13.0.0.214 (Internet Explorer、Google Chrome など)」に更新すること。

Windows 8 用Internet Explorer 10/11、Google Chromeは、標準でAdobe Flash Player が同梱されている。Windows 8 用Internet Explorer 10/11は、Windows Updateなどで最新のAdobe Flash Playerが更新プログラムとして提供される。Google Chromeはアップデート時に、Adobe Flash Player が更新される。