OKIソフトウェアは5月13日、スマートフォンやタブレットを使用して遠隔から保守や製造の現場作業を支援するシステム「Remote Support」の販売を5月30日より開始すると発表した。
「Remote Support」は、スマートフォンやタブレットを使用して、保守現場や製造現場にいる作業者と事務所など遠隔地にいる監督者などとの間で、リアルタイムに動画、音声、ポインタ情報を共有できるシステム。同社は今回、現場の映像を双方で共有しつつ、画面サイズの異なる端末同士でも確実かつリアルタイムに双方で同じ位置を指し示すことができる技術を開発した。
このシステムの利用により、たとえば、若手作業者に対して遠隔地にいるベテラン技術者が共有した動画を基に作業指示を出すことができる。また、製造現場には、事務棟の監督者から作業内容の指示をリアルタイムで行うことができ、適切な作業確認や早期の問題解決につなげることができる。価格は個別見積もり。
対応OSはAndroid4.1/4.2(iOSは別途対応予定)、対応ネットワークは3G/LTE/Wi-Fi。解像度は最大HD(720p)、最小QVGA。
同社では、2016年度までに150セット以上の販売をめざしている。