オーリック・システムズ(オーリック)は4月21日、ビッグデータを活用する際に不可欠となるクレンジング、関連づけ、サマライズなどの煩雑な事前処理を超高速に行うソフトウェアエンジン「Essentia」を開発し、同日よりクラウドサービスとして提供開始すると発表した。

「Essentia」は、オーリックが開発したビッグデータ処理プラットフォームで、多様なログのマーケティング分析を、高速に低コストで実現するという。圧縮ファイルを直接解析でき、クレンジングなどの前処理やデータベースへの読込み処理を大幅に省略することが可能。また、インメモリー処理や並列処理ができるため、より高度な集計分析も高速に実現する。

「Essentia」のクラウドサービスは、導入初期のデータ集計設定サービスを含み、アマゾンウェブサービス(AWS)で提供する。利用料金は月額30万円(税別)から。