popInは4月2日、記事コンテンツの新しい評価指標「READ」をリリースし、同指標が「All About」など複数のメディアに採用されたことを発表した。

現在、多くのニュースメディアでは、記事のページビューや滞在時間などの指標でユーザー行動を分析している。しかしこのような指標では、記事コンテンツの最も重要なポイントである、各ユーザーの読了状況(熟読したのか、流し見したのか)が無視されてしまう。

「READ」はこの課題を解決するための指標としており、ブラウザ上で未表示の記事部分やタブの切り替え操作などをもとに、読了状況を把握する仕組み。記事ごとに「熟読層」「閲覧層」「流し見層」の割合を可視化できる。

読了データの集計イメージ

同社は今後、ニュースメディアやオウンドメディアの運営企業に「READ」を無料で提供し、普及を進めるとしている。