シャープは3月26日、さまざまなニーズに対応する新しいクラウドサービスの開発を目指し、社外のパートナーとの連携の場となる「SHARP Cloud Labs」をWeb上に開設し、運用を開始した。

ソーシャルサービスやITインフラなどでクラウドコンピューティングを活用したサービスが拡大する中、研究開発においては社内外の多様なニーズや技術を組み合わせた新しいクラウドサービスを創出していく取り組みが求められている。

SHARP Cloud Labsでは、シャープと共同開発を行なう大学、企業、研究機関などを広く募集し、共同で推進することで迅速な開発を図る。現在シャープが開発しているクラウドサービスを公開し、参加する社外パートナーからニーズや技術の提案を受けて、新しいクラウドサービスを開発する。

また、開発したクラウドサービスのトライアル版を特定ユーザーに体験してもらい、さまざまな意見を反映していくことで、より良いサービスを構築するとしている。

SHARP Cloud Labsでの取り組みのイメージ