ローカル鉄道・地域づくり大学はこのほど、Googleマップ ストリートビューにおいて、茨城県「ひたちなか海浜鉄道」の路線風景を閲覧できるサービスを公開した。

ストリートビュー画像(発表資料より)

ストリートビューはGoogleマップの機能のひとつで、街中や観光名所、建物内を360度のパノラマ写真で見られるもの。同サービスでこのほど、ひたちなか海浜鉄道の線路からの風景が公開された。ひたちなか海浜鉄道の風景は、沿線の観光資源化などを目指すローカル鉄道・地域づくり大学のスタッフが、8駅分(約14km)の線路の上を撮影しながら歩き、完成させたという。

このような活動のためGoogleは昨年から、NGO/NPOや観光協会、大学、研究機関などの団体を対象に、トレッカーを貸し出す「トレッカーパートナープログラム」を開始している。

トレッカーはカメラを搭載したバックパックタイプの撮影機材で、周囲360度の景色を自動的に撮影できる。重量は約20kgで、グランドキャニオンや屋久島、富士山のストリートビュー撮影にも用いられた。