ハイパーソフト、大日本印刷(以下、DNP)、シーサム・ジャパンの3社は3月7日、ハイパーソフトが全国2,200の美容サロンで展開しているPOSシステム「Salon de Net(サロン・ド・ネット)」と連携したスマートフォン向け情報サービス「Salon de Wallet(サロン・ド・ワレット)」のアプリ配信を開始したと発表した。3月中に約30店舗の美容サロンに導入予定で、本格的な運用を開始する。

スマートフォン向け情報サービス「Salon de Wallet」

「Salon de Wallet」は、ヘアサロンのほか、ネイル、エステ、マッサージなどの美容サロンのユーザーが、複数の店舗の会員証をスマートフォンで一元管理できるアプリで、本システム導入店舗での予約受付や利用履歴閲覧が24時間可能なほか、美容情報やクーポンなどを提供し、顧客満足度を高めるとともに新規顧客の獲得につなげることが可能。

主な機能は、「バーチャル会員証「サロンカード」の発行」、「ポイント残高の確認、過去の利用時のヘアスタイルやネイルの履歴画像と、ユーザーがスマートフォンで撮影したお気に入りのヘアスタイルやネイルデザインを閲覧できる「ビューティアルバム」の利用」、「美容・ヘルスケア・ファッション関連の新製品・新サービスの紹介、クーポンの提供、キャンペーン応募やモニター募集、試供品提供などのおすすめ情報の閲覧」「サロンの店頭で販売している商品や美と健康に関する商品のスマートフォンでのEコマースサービス」など。

24時間可能予約受付

「ビューティアルバム」の利用

生活者がアプリをダウンロード後、店舗が発行するパスコードを画面上で入力すると、その店舗のバーチャル会員証「サロンカード」がアプリ上で発行され、この「サロンカード」でユーザーを認識して、希望するサービスを提供する。アプリは、「GooglePlay」「App Store」でダウンロード可能。