日本IBMは3月7日、企業の迅速なクラウド・ストレージ環境の構築を支援をするため、初期費用なしでハイエンド・ディスク・ストレージを提供する新しい価格設定プログラム「Advanced System Placement」を発表した。
「IBM XIV」ストレージ・システム |
この「Advanced System Placement」プログラムは、既存の「キャパシティー・オンデマンド(CoD)」価格設定プログラムを補完するもの。
「Advanced System Placement」プログラムは、ユーザーが導入時に価格の一部を支払うだけで「IBM XIV」ストレージ・システムを購入できる従量課金プログラム。あらかじめ設定されたディスク容量を超えた場合のみ、導入時の価格とシステム価格の差額を支払う。
「Advanced System Placement」プログラムのリース支払オプションも提供し、信用審査を通過したユーザーは36カ月のFMV(残価設定型)ハードウェア・リースを利用することにより、最初の6カ月間は全コストの一部を支払うことでストレージ・システムの利用が可能になる。
現金購入の場合と同様、システム容量が上限を超えた際に追加のシステム容量が提供され、最初のシステム購入に関する支払いは予定通り行われる。追加のシステムに関しては新たに36カ月リースを結ぶが、最初の6カ月の支払い開始は据え置かれる。