東京都下水道局は3月4日、メタウォーターと共同で水質の浄化技術および環境負荷を減らすための新技術を開発したと発表した。
新技術は、下水の中に含まれる窒素を処理する際に「好気・無酸素槽」の1槽で硝化・脱ちつを行えるというもの。従来の窒素の浄化には「無酸素槽」と「好気槽」の2槽を利用したが、新技術は送風量を適切にすることで1層化を実現した。
東京都下水道局は、この新技術によってかくはん機と循環ポンプが不要となるため、従来の高度処理法と比較して電力使用量を2割以上削減できるとしている。
掲載日
太陽誘電など、固体酸化物形燃料電池を大幅に小型化するマイクロリアクターを開発
空中映像をウェアラブルデバイスで! - 京セラがメタレンズ開発に成功
高品質な血圧計を作る工場の挑戦とは? オムロン松阪事業所で見えたもの
デジタルツインで6G開発の加速を目指すキーサイト、AI-RANシミュレーションツールセットを提供
ソニーのエンタメ群ロボット「groovots」、アイマス如月千早の単独公演に導入へ
日本の製造業の根幹に存在する「ものづくり」。そんな製造業の第一線で活躍するエンジニアたちに、シミュレーションや3Dプリンタ、3D CADの活用などで大きく変わろうとしている現場の情報や技術トレンド、ホットなニュースをお届けします