東京都下水道局は3月4日、メタウォーターと共同で水質の浄化技術および環境負荷を減らすための新技術を開発したと発表した。
新技術は、下水の中に含まれる窒素を処理する際に「好気・無酸素槽」の1槽で硝化・脱ちつを行えるというもの。従来の窒素の浄化には「無酸素槽」と「好気槽」の2槽を利用したが、新技術は送風量を適切にすることで1層化を実現した。
東京都下水道局は、この新技術によってかくはん機と循環ポンプが不要となるため、従来の高度処理法と比較して電力使用量を2割以上削減できるとしている。
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