NECラーニングとモーフ・ラボは、国内初の体系立てた日本語版OpenStackオフィシャルトレーニングを共同開発したと発表した。今回開発したOpenStackオフィシャルトレーニングは「OpenStack概要」と「OpenStackシステム管理1」および「OpenStackシステム管理2」で、2014年3月より、順次開講していくという。

OSS、クラウド、OpenStackのノウハウを持つ両社は、日本市場におけるクラウド構築、運営環境を強化するべく提携し、国内初の体系立てた日本語版OpenStackオフィシャルトレーニングを共同開発した。いずれもOpenStack Foundationの承認を受けたトレーニングだという。

OpenStackトレーニングコース体系

「OpenStack概要」は1日間コースで、OpenStackの概要と主要な機能を講義とマシン実習により修得する。マシン実習では、OpenStackのデフォルトのGUIであるHorizonを介し、主要な機能を一通り体験する。受講料は4万円(税別)。

「OpenStackシステム管理1」は2日間コースで、OpenStackを導入する際に必要となる、各コンポーネントの構成と導入方法をマシン実習を通して修得する。受講料は12万円(税別)。

「OpenStackシステム管理2」も2日間コースで、OpenStackの各コンポーネントの設定パラメータを理解するとともに、トラブルシューティング体験を行う。受講料は15万円(税別)。