NECは2月4日、スマートフォンを活用し、企業の内線を社内・社外を問わず利用可能とするクラウドサービス「UNIVERGE どこでも内線サービス」を、同日より販売開始すると発表した。サービス開始日は2月24日で、価格は月額8,500円(税別、10ユーザー)から。

「UNIVERGE どこでも内線サービス」は、外出先や自宅からでもスマートフォンによる内線通話が可能となるクラウドサービス。

NECのコミュニケーションサーバ「UNIVERGE SVシリーズ」または「UNIVERGE 音声サービス」と、スマートフォン用ソフトフォン「UNIVERGE ST400シリーズ」を組み合わせて利用することができる。

UNIVERGE どこでも内線サービスのサービスイメージ

特徴として、スマートフォンを活用し、社外でも内線番号で内線通話を利用することができるほか、社内からは、外出中の相手に対しても内線番号で発信することが可能。

内線の保留・転送・ピックアップなどの機能をスマートフォンで利用することができるため、オフィスの内外で使用する電話機を、スマートフォン1台に集約することができる。

対応する通信環境はLTE/3G/Wi-Fiで、スマートフォンによる内線通話はパケット通信を利用するため、定額のデータ通信プランを選択することができる。

なお、同社では、同サービスの販売開始と併せて、ビジネスに必要な文書や動画などのコンテンツを、オフライン環境でもスマートデバイスで利用できるクラウドサービス「UNIVERGE どこでもコンテンツサービス」を販売開始する。