ソニーは2月1日、「VAIO」ブランドで知られる同社のPC事業を、Lenovoとの合弁会社で運営するとの報道に対して「事実ではない」と否定した。

一部報道によるとソニーは、中国メーカー「Lenovo」と海外事業を手掛ける合弁会社を設立することで、事業の抜本的な見直しを検討するとされている。その一方で、国内事業については投資ファンドから出資を受けて新会社の設立も視野に入れるとしており、どちらも「VAIO」ブランドは維持するとされていた。

しかし同日、ソニーは「PC事業に関する当社とレノボ・グループの提携に関する報道は事実ではない」と、相手メーカー名を直接挙げた上で否定。その上で「これまでお知らせしているとおり、当社はPC事業について様々な選択肢を検討している」と含みを持たせた。なお、ソニーは2月6日に決算説明会を予定している。