デル ソフトウェア事業本部 セキュリティソフトウェア本部 本部長 藤岡健氏

デルは1月23日、SonicWALLのビジネス戦略説明会を開催。この中で、デル ソフトウェア事業本部 セキュリティソフトウェア本部 本部長の藤岡健氏は、1月末で年度末を迎える2014年度の業績について、SMBを中心にビジネスが堅調に推移し、過去最高の出荷台数を記録したほか、公共部門(教育機関、県市町村)を中心にSuperMassiveの導入が加速し、他社製品からの置き換えなど、既存のデルのユーザーの導入が活性化したと振り返った。

本年度を振り返って

その上で、「公共部門は核になる。今後はチャネルビジネスのさらなる活性化を行い、SMB市場の拡大を図っていく」と述べた。

SMB市場拡大のための具体的な施策としては、既存の主要代理店向けには、アップグレードおよび他社製品からの置き換え向けのキャンペーンプログラムを推進、新規代理店(2次店)の開拓に向けては、トレーニングプラグラムの定期開催、個別リベート/アワード・プログラムの設定、Dellトータルセキュリティソリューションの販売推進を行っていくという。

SMB市場拡大の施策

中・大規模向けには、トータルセキュリティソリューションをワンストップで提供し、買収による相乗効果を最大化。すべてのITインフラを備えているデルの強みを活かし、SonicWALLを核にPC管理製品のKACEやSecureWorksの販売を促進していくとした。

中・大規模向けの施策

KACEについては、スマートデバイスの浸透により、リモートアクセスの重要性が高まっているため、SonicWallとKACEの連携ソリューションを提供。

SecureWorksについては、デル SecureWorks ビジネス&マーケティング シニア・マネージャ 古川勝也氏は「SonicWALを組み合わせていくことで、End to Endで多層防御ソリューションを提供できる」と述べた。

デルのEnd to Endセキュリティソリューション