シスコシステムズは16日、医療機関向けの遠隔医療を支援するソリューション「Cisco HealthPresence 2.5」を発表した。同製品は2013年12月より既に販売を行っている。
Cisco HealthPresenceは、ビデオと音声、聴診器などのサードパーティの医療機器、ネットワーク経由で転送される医療データを組み合わせ、遠隔地での医療・健康・福祉に関連するコンサルテーションと診断を支援するソリューション。
一般的なビデオ会議に付加するアプリケーションソフトウェアとして遠隔で計測した医療機器の音なども1つのプラットフォーム上で共有が可能となる。さらに、病院内の電子カルテやPACS情報のビューワーを装備HL7、DICOMを活用することで、間接的に遠隔地と情報共有を図ることができる。
日本国内では、京都大学 医学部附属病院などで利用されている。価格は16,000米ドルから。