NECは1月16日、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、最大10コアの最新CPU Intel Xeon E5-2400v2製品ファミリーを採用し、従来比最大20%性能向上させたラック型、タワー型、モジュラー型、ブレード型サーバ7機種を発売すると発表した。1月24日より出荷が開始される。

また、ラックサーバは、80 PLUS Titanium電源を採用することで、従来比最大12%の電力削減を実現した。

2Wayモジュラーサーバ「Express5800/E120e-M」

2Way1Uラックサーバ「Express5800/R120e-1E」

新製品「2Wayモジュラーサーバ」は、最新の高性能RAIDコントローラを採用し、サーバ内のデータ転送速度を従来比最大1.7倍に向上。

また、PCIスロットへのオプションボードとして、次世代の高速ネットワーク規格であるInfiniband接続ボードをはじめ、10GBASE-T接続ボードにも対応。これらにより、ディスクやネットワークの転送性能を高速化し、ユーザの求めるシステム全体の性能向上を実現している。

2Wayブレードサーバ「Express5800/B120e」

2Wayタワーサーバ「Express5800/T120e」

「2Way1U/2Uラックサーバ」は、最新CPUの採用、電力効率の最高基準となる80 PLUS Titanium電源の採用により、負荷時電力を従来比最大12%、待機時電力を最大7%削減。運用時の消費電力を低減し、ユーザの運用コスト削減を支援する。

価格は、2Wayモジュラーサーバ「Express5800/E120e-M」が254,000円～、2Way1Uラックサーバ「Express5800/R120e-1E」が327,000円～、2Way2Uラックサーバ「Express5800/R120e-2E」が367,000円～、1Wayラックサーバ「Express5800/R110e-1M」が299,000円～、2Wayブレードサーバ「Express5800/B120e」が315,000円～、2Wayタワーサーバ「Express5800/T120e」が220,000円～、1Wayタワーサーバ「Express5800/T110e-M」が246,000円～となっている(いずれも税別)。