電通は12月16日、地域密着型のデジタル広告専門会社「株式会社電通デジタル・ネットワークス」(略称:DDN)を設立、1月中旬より営業を開始すると発表した。

電通デジタル・ホールディングス(DDH)が、ソウルドアウトとサーチライフとのジョイントベンチャーとして設立する。

DDNでは、電通関係会社のオフィス内にDDNの営業所を開設し、電通関係会社の社員と、ソウルドアウトグループのスタッフでチームを編成し、地域のクライアントに対し費用対効果を最大化する販売促進プランの提案を行う。また、クライアントの状況に応じ、電通本社やネクステッジ電通もこれらの協業を支援していく。

DDNの全国展開にあたり、まずは2014年1月から、広島(電通西日本広島支社と協業)、岐阜(電通名鉄コミュニケーションズ岐阜支社と協業)、長野(ながのアド・ビューロと協業)で営業を開始し、今後も全国各地で順次営業所を開設していく予定。

なお、「電通デジタル・ネットワークス」の設立日は11月22日で、資本金は1億円。出資比率はDDHが90%、ソウルドアウトが6%、サーチライフが4%で、所在地は東京都港区東新橋となっている。