KDDIは11月20日、クラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス(KCPS)」上に構築した法人ユーザーのシステムを24時間365日監視する「JSOCセキュリティ監視」の提供を開始した。ラックが運営する日本最大級のセキュリティ監視センター「JSOC」が監視業務を行う。
法人ユーザーは、同サービスを活用することで、インターネット上のさまざまな脅威に対していち早く対策を講じることができるようになり、安心してKDDIのクラウド基盤を利用できるようになるとしている。
JSOCが提供するサポートサービスは「セキュリティ監視」と「インシデント通知」「レポート提供」「問い合わせ対応」の4点。
セキュリティ監視では、ファイアウォールやIPSのログをリアルタイムに分析。不正アクセスやサイバー攻撃のようなセキュリティインシデントの発生有無を監視する。
続くインシデント通知では、不正アクセスやサイバー攻撃を検出した場合、電子メールおよび専用ポータルサイトにて通知するという。
また、インシデント発生状況を月次でレポート化して提供するほか、セキュリティインシデントの内容や必要な対策について、専用ポータルサイトから問い合わせすることもできるという。
サービス料金は、全国4カ所に設置されているサイト、1カ所ごとに月額8万円(税別)となっており、初期・変更に関わる工事費は無料。別途、拡張ファイアウォールの利用が条件となる。