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Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
Google Chrome Canaryにおいて、ダウンロードしたPDFファイルの閲覧にサードパーティ製ソフトウェアを使用するのではなく、Chrome内部で表示するように処理を変更したことを開発者が伝えた。すでにWeb上のPDFファイルの表示はChrome内部で実施されているが、ダウンロードしたPDFファイルに関してもChromeを使用するようになった。開発者は理由としてその方が安全だと説明している。
ダウンロードしたPDFファイルの扱いの変更に関しては「Issue 55063002: Prefer opening PDF downloads in the browser. (Closed)」に説明がまとまっている。オペレーティングシステムやサードパーティが提供しているPDFビューアで開くための「Open with system handler」といったメニューも追加されているが、メニューを表示せずにクリックした場合にはそのままChromeを使ってPDFが表示される。
サードパーティ製のPDFビューアでダウンロードしたPDFを閲覧する場合にはPDFビューアの起動時間が必要になるが、Chromeがすでに起動された状態にあればすぐにPDFファイルを閲覧できるようになる。Chromeをデフォルトのブラウザとして使用している場合には常にChromeは起動されている傾向があるため、手軽に閲覧できるPDFビューアとしてChromeをシステムのPDFビューアとして使うという方法も考えられる。