ドメイン該当箇所

Webサイトを立ち上げるとき、どのように「ドメイン名」を決めていますか? 工夫を凝らした文字列を使っていたり、はたまた長いサブドメインを使用していたりとサイトによってさまざまですが、いったん公開したら途中で変えることが難しいドメイン名は、慎重に選ぶ必要があります。特に企業のWebサイトでは、セキュリティやSEOといった観点からも、信頼性の高いドメイン名を選択したいですね。

日本のドメイン名である「.jp」の登録数は130万件以上。それだけ多くの人に選ばれている「.jp」の魅力を紹介します。

UR L やメールアドレスの「△△△ .jp」や「△△△ .com」の部分を「ドメイン名」といいます。末尾の「.jp」や「.com」の部分を「TLD(トップレベルドメイン)」と呼び、さらにトップレベルドメインには、「.jp」や「.uk」など国や地域に割り当てられている「ccTLD」と、「.com」や「.net」など分野別の「gTLD」があることは、あまり知られていないかもしれません。何気なく目にしているドメイン名の文字列にも、それぞれ意味があります。

JPドメイン名の種類

末尾に「.jp」という文字列を使ったJPドメイン名には3 つの種類があり、組織の区分やサイトの目的に応じて選ぶことができます。いずれも「日本国内に住所を持つこと」が登録要件。つまり、“所在のはっきりした日本のサイト”であることが明確なので、信頼感をアピールできます。

汎用J Pドメイン名

『△△△.jp』

対象:法人・個人問わず
特長:複数登録OK、日本語使用OK

信頼感はそのままに、自由度も高い。文字数も少なく、プロモーションサイトやブランディングサイトなどに幅広く使用できる。また、「http:// うえのパンダライブ.jp/」にように、日本語を使用することでわかりやすく、覚えやすいドメイン名にすることも可能だ。

都道府県型JPドメイン名

『△△△.都道府県名.jp』(example.tokyo.jp/エグザンプル.hokkaido.jpなど)

対象:法人・個人問わず
特長:47都道府県どれでも登録OK、複数登録OK、日本語使用OK

観光や公共施設、通販(物産品)、イベントなどのサイトに使用することで、より“特定の地域発/向けのWebサイト”というイメージ付けができる。2012 年11 月に新設されたばかりなので、登録可能な文字列も豊富。独自ドメイン名で差をつけたい、アフィリエイターやブロガーの方にもオススメ。

属性型JPドメイン名

『△△△.co.jp』など

対象:「co.jp」=企業、「or.jp」=各種法人、「ac.jp」=大学 ほか
特長:1組織1ドメイン名

組織の種別ごとにドメイン名が決まっている。組織とドメイン名が1 対1 で結びついているので、抜群の信頼性を誇る。「co.jp」であれば「日本の企業」ということが一目でわかる。一部上場企業の97%が「co.jp」を使用。co.jp、or.jp、ac.jp などについては、組織設立の6カ月前から仮登録が可能。

詳しくはこちら:http://jprs.jp/about/jp-dom/spec

J Pドメイン名の信頼感・安全性

セキュリティ大手のマカフィー社が発表しているランキングにおいて、「.jp」は2年連続で「世界一安全」と評価されています※。その背景には、JPドメイン名を国内で一手に管理する「日本レジストリサービス(JPRS)」のさまざまな取り組みがあります。

※「危険なWebサイトの世界分布 2010」の国別ドメインにおける順位

日本の組織・個人のみ!

登録時の厳格なルールによって、「.jp」を使用することができるのは日本に住所がある組織・個人だけ。そのおかげで、一目で「日本のサイト」であることがわかります。文字列で“メイド・イン・ジャパン”を表し、信頼感や安心感を伝えることができるドメイン名なのです。

国内で対応!サポートも万全

海外の組織が管理する他のTLDでは、登録管理会社と直接連絡を取り合う際に、日本語以外の言葉が必要となることもありますが、「.jp」は国内の企業が管理を行っているため、サポートも万全。また、フィッシングなどに悪用されたJPドメイン名を見つけた場合、国内外のセキュリティ関連団体やインターネットサービスプロバイダーと協力して迅速に対応しています。

無事故・無停止で運用中!

JPドメイン名を世界中から使用可能にするための「JP DNS」は、インターネット社会では必要不可欠なシステムの一つ。その安定性・安全性を高めるため、DNSサーバを国内外の26 拠点に分散配置しています。

(引用元:Web Designing)