Amazon Web Services(AWS)はこのほど、クラウド型デスクトップコンピューティングサービス「Amazon WorkSpaces」を発表した。
Amazon WorkSpacesは、クラウド上にユーザーのデスクトップ環境を構築できるサービス。デスクトップ環境は数回のクリック操作で構築でき、PCやタブレット端末から、クラウド上のアプリケーションやドキュメントにアクセスできるようになる。
構築可能な環境は、Standard / Standard Plus / Performance / Performance Plusという4種類のサービスが用意されており、仮想CPUの数やメモリ、ディスク領域を選ぶことができる。
いずれも「Adobe Reader」「Adobe Flash」「Firefox」「Internet Explorer 9」「7-Zip」「Java Runtime Environment」などのソフトウェアが含まれ、Standard PlusとPerformance Plusには「Microsoft Office Professional」と「Trend Micro Worry-Free Business Security Services」が含まれる。
●Amazon WorkSpacesの標準バンドル
- Standard:仮想CPU…1つ、メモリ…3.75GB 、ユーザディスク領域…50GB
- Standard Plus:仮想CPU…1つ、メモリ…3.75GB、ユーザディスク領域…50GB
- Performance:仮想CPU…1つ、メモリ…3.75GB、ユーザディスク領域…100GB
- Performance Plus:仮想CPU…2つ、メモリ…7.5GB、ユーザディスク領域…100GB
各バンドルの料金は1ユーザー1ヵ月あたりStandardが35ドル、Standard Plusが50ドル、Performanceが60ドル、Performance Plusが75ドル。