アドビシステムズはこのほど、デジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」の新サービスとして、モバイルアプリケーションの最適化と収益性向上を支援する「Adobe Mobile services for Adobe Marketing Cloud」の提供を開始した。

Adobe Mobile servicesは、位置情報をもとにしたターゲティング機能や、ユーザーのアプリケーション利用状況を把握できるアプリケーションレポート機能、最適化されたエクスペリエンスを提供するためのオーディエンステスト機能など、アプリケーションを中心としたさまざまな機能が利用できる。これらの機能を活用することで、マーケターはモバイルアプリケーションの管理と最適化を通じて収益性を向上させることが可能になる。

Adobe Mobile servicesは、iOS / Android / Windows Phone 8 / BlackBerry 10 / Windows 8 / Mac OS Xのネイティブアプリケーションのほか、Adobe PhoneGap、HTML5で作成されたハイブリッド型アプリケーションや、Adobe Digital Publishing Suiteで作成された出版物アプリケーションにも対応している。

また、同サービスは「Adobe Analytics」や「Adobe Target」と統合されており、2014年にはモバイル向けの機能を持つ「Adobe Campaign」や「Adobe Experience Manager」にも対応する予定。