ソニーは11月11日、旋回型リモートカメラ「SRG-300H/300HW」と「SRG-120DH」を発売すると発表した。
両製品は、フルHD(1920×1080)で秒間60フレームの映像出力に対応。動きのある被写体を高画質でなめらかに撮影することが可能だという。
「SRG-300H/300HW」は、30倍光学ズームレンズを搭載した、大講堂やホールでの撮影向けに提案するモデル。例えば、大学の講義を撮影し、リアルタイムで分校に配信したり、アーカイブ映像として学生が視聴するといった用法を想定しており、高精細・高倍率を生かし、登壇者の表情や黒板に書かれた文字まで詳細に撮影できる。
一方、「SRG-120DH」は71度の水平画角で撮影できるモデル。広角撮影を活かして、主にビデオ会議用のカメラとしての利用を想定している。 ビデオ会議システム「PCS-XG100S」との組み合わせで、1080/60pの高精細で滑らかな映像通信が実現できる。
主な仕様は、「SRG-300H/300HW」は光学ズームが30倍、デジタルズームは12倍となっており、水平画角は65.0度(ワイド端)。外形寸法はW157×H164×D163mmで、質量は約1.4kg。
また、「SRG-120DH」は光学ズームが12倍、デジタルズームは12倍で、水平画角が71.0度(ワイド端)。外形寸法はW153×H156×D153mmで、質量が約1.45kg。
価格は「SRG-300H/300HW」が34万6500円、「SRG-120DH」が30万4500円となっている。