博報堂はこのほど、調査プログラム「未来創造 共創型市場調査」の提供を開始した。

共創型市場調査は、企業と消費者の対話によって、新しいマーケティングニーズの発見を支援するプログラム。対話が軸になっているため、従来の表層的な調査では有用なデータが得られないテーマにも対応できる。

プログラムの実施にあたっては、過去3年間で800件以上の共創型プロジェクト実績を持つコンサルタントチームが、消費者との対話をリードするという。

共創型市場調査の標準的なワークフロー

対話プロセスのイメージ

同プログラムの標準的なワークフローは、「リクルーティング」「事前調査」「情報インプット / 体験」「対話(共創プロセス)」「事後調査」という流れになっている。期間は3~6ヵ月で、まずリクルーティングのステップでプロジェクトメンバーを募集し、「サポーター調査SNS」を開設して事前調査を行う。そして開発者からの情報提供や体験などを生活者にインプットしてから対話を行い、最後に、対話の前後で参加者の意識がどのように変化したのかを事後調査で把握するという。