日本オラクルは28日、「インテル Xeon プロセッサE5-2600 v2製品ファミリ」を搭載したx86 サーバ製品群である「Sun Server X4」3機種 を、同日より提供開始したと発表した。

今回提供を開始した「Sun Server X4」は、クラスタ環境のデータベース、仮想環境のアプリケーションの実行に適したシステム。

「Sun Server」と比較して、プロセッサ・コア数とスレッド数が増加したことで、処理能力を35パーセント向上しているほか、低電圧DRAMメモリが最大512GB搭載可能となっている。

発表されたのは、「Sun Server X4-2」、「Sun Server X4-2L」、「Sun Blade X4-2B」の3機種で、各製品の主な仕様と価格は、次のとおり。

「Sun Server X4-2」は、プロセッサがインテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載、最大メモリが512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載、最大ストレージ容量が9.6TBのディスクまたは3.2TBのフラッシュ、筐体形状が1ユニット、奥行き737mm、最小構成価格が49万2,499円(税別)。

「Sun Server X4-2L」は、プロセッサがインテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載、最大メモリが512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載、最大ストレージ容量が50.4TBのディスクまたは10.4TBのフラッシュ、筐体形状が2ユニット、奥行き737mm、最小構成価格が59万4,889円(税別)。

「Sun Blade X4-2B」サーバ・モジュールは、プロセッサがインテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載、最大メモリが768GBのDDR3 DIMMメモリ搭載、最大ストレージ容量が4.8TBのディスクまたは1.6TBのフラッシュ、筐体形状がブレードシャーシ(「Sun Netra 6000」シャーシに収容)、最小構成価格が42万9,023円(税別)。