Windows Internet Explorer 10

2013年10月分のIE更新プログラムでは、非公開の8つのセキュリティ脆弱性と、一般公開されている2つのセキュリティ脆弱性が修正されると「2013 年 10 月分の Internet Explorer 用更新プログラム」が説明している。影響を受けるIEのバージョンはIE6、IE7、IE8、IE9、IE10。Windowsクライアントにおける深刻度は「緊急」とされ、Windows Server上での深刻度は「警告」とされている。自動更新を有効にし、これらアップデートが適用されることが推奨されている。

これらセキュリティ脆弱性のうちもっとも深刻なものが利用された場合、ユーザは問題が発生するように細工されたWebページを閲覧するだけで遠隔でコードが実行される可能性があり、攻撃者がユーザと同じ権限を取得できる可能性があるという。

また10月8日にはサポート対象とされているWindows 8.1、Windows 8、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2のすべてのエディションで、IE11およびIE10のAdobe Flash Player更新プログラムが利用可能になったと説明がある。こちらも自動更新を有効にしてある限り特別な作業は必要なく、必要に応じてアップデートが実施される。