ビーエスピー(以下、BSP)は10月18日、35年以上にわたり企業の基幹業務を支えてきたジョブ管理ツール「A-AUTO(エーオート)」にサーバ監視・ログ管理の機能を追加した新バージョン「A-AUTO Ver8.0」をリリースしたと発表した。

「A-AUTO Ver8.0」ロゴ

新版では、ジョブ管理機能・サーバ監視機能を統合することで、複雑化したアプリケーション、物理サーバ、仮想サーバの構成や依存関係、稼働状況を見える化しつつ、複雑なジョブの先行関係を正確に実行、管理、監視。これらのサーバ監視、ジョブ監視の実行状況を統合的に実現する新機能のリリースにより、利用者はサーバの実行状況、「A-AUTO」の稼働状況と共にジョブの実行状況を総合的に把握、これによりユーザは総合的な状況確認ができサービスマネジメントの実現が可能となる。

ジョブ管理は、運用管理業務を自動化、安定化するだけでなく、柔軟かつ容易に運用管理を実行するために多数の機能を擁し、新版では、フローチャートを改善することで、より大規模なシステムにおける業務の把握が容易になる。

「A-AUTO Ver8.0」ジョブ管理 イメージ

サーバ監視では、ワールドワイドで多数の実績を持つ高機能なオープンソースのサーバ監視ツールを統合。ノード死活監視、プロセス監視、ログ監視、SNMP監視といった一般的な監視機能はもちろん、Webサイトのレスポンス監視、大規模環境監視、Agentレスによる監視など、ユーザの様々な環境と要望に対応する。

「A-AUTO Ver8.0」サーバ監視 イメージ

また、「A-AUTO」以外の製品を利用している場合も、仮想環境やクラウドでの利用を踏まえたライセンス体系、オープンソースによるサーバ監視機能の実現にて大幅なコストダウンを実現。

さらにログ管理機能もライセンスに含まれたことで、実行された処理の操作内容などの証跡管理も新たな製品を採用することなく対応可能となる。