伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は15日、ITインフラ環境のクラウドサービス「cloudage ElasticCUVIC」のオプションサービスとして、同日から、DR(Disaster Recovery)、ジョブ管理環境、モバイルアクセス、データ消去報告書、仮想ファイアウォールの5つのサービスを開始し、また、11月からファイル転送ソフトウェアライセンスのオプションサービスを開始すると発表した。
「cloudage ElasticCUVIC」は、ITインフラの構築から運用・保守まで全てをサービス化し、月額で提供するサービス。今回、新たに開始されたオプションサービスの概要と価格は、次のとおり。
・cloudage ElasticCUVIC1.DR(Disaster Recovery)レベル1 CTCのデータセンターネットワークを使用して、遠隔でのデータ保管環境を実現し、サイジングの必要なく利用者の「cloudage ElasticCUVIC」環境に合わせて構築できる。価格は、月額12万円から。
・ジョブ管理環境 ジョブ管理ソフトウェア「JP1」をライセンス提供、また、ソフトウェア保守サポートサービスや管理サーバ、稼働監視・障害対応も併せて提供する。価格は、管理サーバが月額10万円、エージェントが月額4万円から。
・モバイルアクセス 企業向けモバイルデータ通信サービス「CTCビジネスモバイル」と組み合わせて、モバイル端末と「cloudage ElasticCUVIC」間で企業向けの閉鎖ネットワークを実現する。価格は、データ通信量500MBまでの固定課金プランで月額3000円から。
・データ消去報告書 データ消去ソフトウェア「Blancco LUN Eraser」を用いて、解約後の利用者データを消去し、証明書を発行する。価格は、データ消去作業ごとに35万5000円から。
・仮想ファイアウォール 仮想アプライアンス型ファイアウォール「FortiGate」を提供し、稼働監視、障害対応、ポリシー変更、QA対応サービスも含む。価格は、月額15万円から(スループット500Mbpsまでのスタンダードモデル)。
・ファイル転送ソフトウェアライセンス ファイル転送ソフトウェア「HULFT」のライセンスを月額で提供する(11月から提供開始)