兼松エレクトロニクス(以下、KEL)とデルは10月7日、SDN(Software Defined Network)/OpenFlowプロトコルを活用した、オープンなネットワーク環境の市場拡大に向けた協業を開始すると発表した。

同協業は、KELが取り扱うNEC製OpenFlowコントローラ「UNIVERGE PF シリーズ」とデルのOpenFlowスイッチ「Force10」の組み合わせでOpenFlow市場拡大に向け協力し合うことの合意。

協業における両社の役割は、マルチベンダーとして異なるメーカー間の接続性に強みを持った統合インフラソリューションを提供しているKELが、共同検証において、今まで培ってきた異なるメーカー間の接続技術のノウハウ・マルチベンダー/マルチレイヤーでの提案力で本取り組みに注力。

デルは、OpenFlowをサポートする高密度10GスイッチであるS4810と技術情報を提供し、相互接続検証のフィードバックをアメリカ本社の技術陣へもたらし、相互接続性をマルチベンダー環境で高めていくことで、SDNソリューションの拡大に貢献する。

今後、両社は強みを活かし、OpenFlow技術で、更なるネットワークならびにITインフラのオープン化・最適化を目指していく。