日立製作所(以下、日立)は7日、GMOグローバルサインと、日立の統合システム運用管理「JP1」と、GMOグローバルサインのサーバ証明書サービス「クイック認証SSL」を組み合わせて、遠隔地との大容量データ転送システムを構築・運用するユーザーに対する導入支援を共同で行うと発表した。

具体的には、高速大容量データ転送の基盤製品である「JP1/Data Highway」の顧客向けに、同製品の利用時に必要となるサーバ証明書として「クイック認証SSL」を迅速に導入可能にするため、両製品を組み合わせての使用について共同で検証を行い、設定手順書を作成して10月31日から提供開始する。

「クイック認証SSL」は、認証項目をドメインに限定することで、申請の簡略化などを実現したサーバ証明書。

日立とGMOグローバルサインは共同で、「JP1/Data Highway」に「クイック認証SSL」を組み合わせて使用することについて検証を行い、導入のための設定手順書を作成して提供し、これにより、「JP1/Data Highway」の顧客に対して高速大容量データ転送システムの迅速な導入を可能にする。