アライドテレシスは9月30日、ギガビット・インテリジェント・エッジ・スイッチ「CentreCOM AT-x510-28GSX」の出荷を開始すると発表した。

本製品は、販売中の「x510-GTX/GPX」モデルと同様、内部電源冗長、スタック、10Gアップリンクを持つ「x510シリーズ」のSFPモデル。価格は59万8,000円。

「CentreCOM AT-x510-28GSX」

標準ポートは、SFPスロットを24、アップリンクとしてSFP/SFP+スロットを4、合計28ポートが利用可能。SFP/SFP+スロットは4スロット全てを10ギガアップリンクとして、もしくは4スロットのうち2スロットにスタック専用モジュール(AT-StackXS/StackOPシリーズ)を装着しVCSを構成しつつ、残り2ポートを10ギガアップリンクとしても使用可能。

SFP多ポートを持つ本製品を活用し、広域ファイバー接続構成における集合型メディアコンバータースイッチとして、製造業や自治体など拠点や建屋が広域に分散している構成にも適用可能。

また、プレミアムライセンス(AT-x510-FL01/別売)にも対応したことにより、OSPFやRIPなどのダイナミックルーティングが利用可能となり、集合型メディアコンバータースイッチとしてのみではなく、拠点コアやディストリビューション・スイッチとしてルーティングを使用したネットワーク設計にも対応する。

さらに、イニシャルリリースでAllied Telesis Management Framework(AMF)プロトコルに対応、AMFマスター装置となるSBx8100シリーズと組み合わせることによりネットワーク機器の管理・運用をユニファイド化するAMFを用いることでゼロタッチコンフィグやスマートプロビジョニング、オートリカバリー機能などにより、ネットワーク管理・運用の一元化・簡素化・自動化を図りランニングコストの低減を実現する。