日立システムズは、電話やメール、テレビ会議、インスタントメッセージなどの各種コミュニケーションツールを統合し、相手の状況に応じた通信手段を選んで利用できるユニファイドコミュニケーション環境の実現を、設計から構築、運用、保守までワンストップでサポートする「NETFORWARD(ネットフォワード)ユニファイドコミュニケーションサービス」の提供を9月27日から開始すると発表した。

「NETFORWARD」内連携イメージ

同サービスは、「Microsoft Lync」やPBXと連携するプレゼンスビューワーなどのユニファイドコミュニケーションツールを活用し、統合的かつ効率的なコミュニケーション環境を実現。電話やテレビ会議システム、インスタントメッセージなど複数のコミュニケーションツールを一元化した環境を、構築から運用、保守、問い合わせサポートまでワンストップで提供する。

顧客は。導入により連絡したい相手の在席状況を、フリーアドレス環境でも確認可能。これにより、相手の状況に合わせたコミュニケーション手段を選択でき、相手へのスケジュール確認や伝言によるタイムラグをなくし、情報伝達のストレスを解消して、快適なオフィス環境を実現する。

ユニファイドコミュニケーション 利用イメージ

また、従来から提供している日立製作所のIP-PBX製品「NETTOWER CX-01」やビデオ会議システム「Wooolive」、LifeSize Communications,Inc.の「LifeSizeシリーズ」、モバイル通信サービスなどとも連携し、既存の資産を生かした効率的なコミュニケーション環境を実現。

さらに、長年にわたり提供してきたネットワークソリューション「NETFORWARD」の実績・ノウハウを生かし、既存の電話環境やネットワーク環境、利用端末の見直しなどもワンストップで提供し、さらなるネットワーク・通信コストを低減する。

同社は、日立グループ各社と連携し、ネットワークソリューション「NETFORWARD」の一つとして、複数拠点を持つ企業を中心に本サービスを拡販し、2015年度末までに累計250社、7億円の販売を目指す。