ピツニーボウズ・ソフトウェアは20日、同社のデータマネジメントソリューション「Spectrum」をクラウドで利用できる「Spectrum オンデマンド・サービス」を10月より提供すると発表した。

「Spectrum オンデマンド・サービス」は、住所情報の正規化、フォーマットの統一、重複データの検出などの機能を提供するクラウドサービス。

CSV形式で用意されたクレンジング対象のデータを、専用のクライアントツールを用いてサーバにアップロードし、クレンジングを行う。クレンジング後のデータは、CSVファイル形式でエクスポートできるため、他の業務との連携が可能となっている。

主な機能として、法人格の短縮形から正式名称への変換などが可能な会社名クレンジング、住所の表記の統一や都道府県名、市区町村名の補完が可能な住所クレンジング、住所から郵便番号を補間する郵便番号クレンジング、半角文字変換や不正文字除去が可能な電子メールアドレスクレンジング、同一住所で同姓同名や同一住所など重複データの自動検出を行う機能などを備えている。

価格は、初期費用が15万円、月額利用料が6万円からとなっている。

なお同社では、現状のデータの状況を確認するために、1カ月間サーバにアクセスできる、トライアルサービスを提供中。