メタップスは9月18日、Androidアプリ向け相互送客ネットワーク「Exchanger」の導入アプリが、サービス開始から1か月で累計2億ダウンロードを突破したことを発表した。同社では、年内に10億ダウンロードを目標にネットワークを拡大すると表明している。

Exchangerを導入したアプリは、広告を表示した回数に応じて、他のExchanger導入アプリにアイコンが広告として表示される仕組みで、導入アプリ同士で相互送客することによって無償でのプロモーションが可能となる。

自社のアプリで表示された広告をユーザーがダウンロードすると、ダウンロード数に応じて広告収入が入る。また、他の導入アプリに表示させるアイコンを複数登録しておくことで、よりダウンロードされやすいアイコンを自動でテストでき、アイコンの最適化を図ることもできる。

Exchangerが急速に拡大した要因としては、先行してサービスを開始した東アジアと北米での導入が進んだことが挙げられるという。特に、相互送客を活用したアイコンのABテスト機能により、実際のデータに基づいてアイコンを決定できるようになったことに対して、高い評価を得られたとのことだ。

発表によれば、従来マネタイズが難しいと言われてきたツールやライフスタイルなどのゲーム以外のアプリにおいて、広告による収益と相互送客による集客を同時に実現できるサービスとして活用する例も多いという。