デルは9月12日、ワークステーション「Precision」の新製品、タワー型3機種、モバイル型3機種計5機種を、9月13日より提供開始すると発表した。

今回は、モバイルワークステーションの「Dell Precision M4800」、「Dell Precision M6800」、およびタワーワークステーションの「Dell Precision T3610」、「Dell Precision T5610」、「Dell Precision T7610」を発表した。

タワーワークステーション「Dell Precision T5610/T7610」は2ソケットモデルで、CPUにはIntel Xeon E5-2600v2製品ファミリー、 T3610は1ソケットモデルで、CPUにはIntel Xeon E5-1600v2製品ファミリーを搭載可能。いずれもメモリにはクアッドチャネル1866MHz ECCを採用し、T7610は最大256GB(512GB近日発売予定)、他は最大128GB搭載可能。

タワーワークステーション「Dell Precision T3610/T5610/T7610」

シャーシは、工具を使わずに外部からアクセスできるPSUを装備し、ツールレスなハードドライブを3.5インチの場合は最大4台(T7610)・最大2台(T3610/T5610)、2.5インチの場合は最大8台(T7610)・最大4台(T3610/T5610)搭載可能。

参考価格は、T7610がCPUがIntel Xeon E5-2603v2(1CPU)、メモリが8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA QUADRO K600、DVDスーパーマルチを搭載した場合で28万1,045円~。

T5610がCPUがIntel Xeon E5-2603v2(1CPU)、メモリが8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがAMD FirePro2270、DVDスーパーマルチを搭載した場合で27万4,995円~。

T3610がCPUがIntel Xeon E5-1607(1CPU)、メモリが4GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA QUADRO NVS310、DVDスーパーマルチを搭載した場合で19万9,980円~。

15.6型のモバイルワークステーション「Dell Precision M4800/M6800」は、第4世代 Intel Core i5/i7プロセッサからIntel Core i7プロセッサエクストリーム・エディションまで対応可能。最大メモリは最大32GBで、耐久性に優れたマグネシウム合金構造をスタイリッシュなアルミ合金で被覆し、極端な温度変化、湿度、振動、ほこり、高度、および衝撃に対するMIL-STD-810Gに準拠した設計となっている。オプションで、指紋認証リーダー、自己暗号化ドライブ、Dell Data Protection | Encryptionなどを搭載可能。ディスプレイは、15.6型QHD+(3,200×1,800)も選択できる。

モバイルワークステーション 「Dell Precision M4800/M6800」

参考価格は、M6800がCPUがIntel Core i5-4200M、メモリが8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがAMD FirePro M6100、DVD-RWを搭載した場合で23万7,980円。

M4800がCPUがIntel Core i7-4800MQ、メモリが8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA QUADRO K1100M、DVD-RWを搭載した場合で24万9,980円~。