富士ソフト、アセンテック、シトリックス・システムズ・ジャパン(以下、シトリックス)の3社は協業し、9月11日よりWindows移行を支援する「アプリケーション互換性評価プログラム」の提供を開始すると発表した。

サポート期限終了の2014年4月まであと7カ月となったWindows XPを使用している企業に対する移行支援のため、Windows/Officeの移行を得意とする富士ソフトと、仮想デスクトップ(VDI)トータルソリューションベンダーとしてVDI市場に強みを発揮するアセンテック、デスクトップの仮想化やクラウドソリューションなど効果的なソフトウェアを持つシトリックスの3社が協業。

本協業により、Windows XPからのOS移行を計画の顧客に、Windows移行のトータルソリューションをワンストップで提供する。また、仮想デスクトップ上でのWindows XPからWindows 7への移行が可能となるなど、顧客の要望、顧客環境に最適な移行プロジェクトをより早く、低コストで実現させる。

プログラムでは、アセンテックの「VDIイノベーションセンター」内に構築された、シトリックスのデスクトップアプリケーション移行ツール「Citrix AppDNA」を活用した環境で、富士ソフトがWindowsアプリケーションやWebアプリケーションの移行を対象とするアプリケーション互換性評価サービスを提供。

「VDIイノベーションセンター」

顧客が利用中のアプリケーションを検証し、さらにその結果により顧客の抱える様々な課題を明確化して、課題解決に向けたソリューションを提案する。

「Citrix AppDNA」を活用することで、移行プロジェクトの中でも検証作業の負荷が大きいアプリケーションの互換性評価と、非互換アプリケーションを活用するための分析を自動化することが可能になる。