ヤフーは9月5日、iPhone / Androidアプリを簡単に制作・運用できるコンテンツマネージメントシステム(CMS)「Yahoo!アプリエンジン」の提供を開始した。同社はこのCMSの提供において、ファストメディア社からスマートフォンアプリ作成ツールのOEMを受けている。
Yahoo!アプリエンジンは、テンプレートの中からさまざまな機能をドラッグ&ドロップするだけで直観的にiPhone、Androidのネイティブアプリを作成できるCMSで、アプリ申請や運用・管理も行うことができる。
また、トップページでのスライドショー機能や、Facebook / Twitter / LINEとのワンタッチ共有機能、雑誌・カタログなどの電子書籍化機能などを搭載し、iTunesやiPodと連動した音楽再生機能も備えている。
このほか、位置情報をもとにプッシュ通知を送るジオプッシュやGPSによる近隣店舗検索、ワンタッチコール機能なども利用できる。
なお、Yahoo!アプリエンジンは、Yahoo!プロモーション広告を正規代理店経由で申し込んでいる広告主向けに提供され、サービス開始当初は一部代理店のみへの提供となる。利用価格は代理店によって異なる。