ネクストジェンは9月4日、クラウド型双方向マルティメディアサービス「U3 Live」が、朝日放送のスマートフォンを利用したラジオ音声中継に採用されたと発表した。

同サービスは、端末やアプリケーション、通信環境を問わずインターネット上での双方向コミュニケーションを、ネクストジェンのSIPサーバで提供するクラウド型サービス。信号とメディアデータの送受信に関しては独自のアドレス解決技術を用い、異なるアドレス体系のネットワークでの接続(NAT越え)を実現している。

サービス利用イメージ

同社によると、朝日放送ではラジオ放送の音声中継についてIP化を進めており、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンでの中継放送実施の検討など、いわゆる「掛け合い」(スタジオと中継現場との双方向通話)での利用を想定している。

このような音声放送配信のIP化については、一般的な課題として、高価な専用機器が必要な事、ハードウェアの制約や交換アップグレードが困難である事、端末が接続するマルティメディアサーバ(SIPサーバ)設備の購入および運用・NAT越え、音声品質の担保などが挙げられ、これらの課題を解決するサービスとして「U3 Live」が選定されたという。

また、複数のコーデックが選択可能な事、放送向けのチューニングや拡張が可能な事も採用理由として挙げている。