ネットワールドは、VDI(仮想デスクトップ)及びSBC(サーバ・ベース・コンピューティング)のパフォーマンスを測定するベンチマークツールの最新版「Login VSI 4.0」を、8月26日より提供開始すると発表した。

「Login VSI」は、米ログイン・ブイエスアイ社(Login VSI Inc.)が開発するベンダーに依存しない汎用ツールで、製品版の「Login VSI Pro」と、無償版の「Login VSI Express」があり、いずれも日本語環境に対応。

最新版のLogin VSI 4.0は、インストール手順と設定画面を、直観的なGUI画面で誰にでもわかり易く変更したほか、Login VSIの負荷発生サーバ(Launcher)に必要なリソース割当てを軽減できる「ダイレクト・デスクトップ・ラウンチ(DDL:Direct Desktop Launch)モード」が追加された。従来は、45台のターゲットマシン(測定対象VDIもしくはSBC)ごとに1台のLauncherが必要だったが、DDLモードを選択すれば、1台のLauncherで、ターゲットマシン数百台以上の測定が可能となり、パフォーマンス測定のために用意する機材等が削減される。

「Login VSI」の動作環境

さらに、負荷シナリオへの独自のアプリケーション動作の追加が、Launcherの管理コンソールから汎用的な言語を使用して容易に行えるようになった。

製品版の価格とライセンス体系は従来版と変わらず、最小ライセンスである使用期間3カ月間、100ユーザワークロードの価格は38万円(税別)。