キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、業種・業務別にソリューションを提供するレーザープリンタ事業を強化し、グループ企業の昭和情報機器のPOP作成システム「ポップエース」を8月21日に発売し、流通・小売り市場向けにレーザープリンタや消耗品、保守サービスなどを組み合わせて販売すると発表した。

「Satera LBP9650Ci」

キヤノンMJは、流通・小売り市場向けのPOP作成システムで国内トップクラスのシェアを持つ昭和情報機器と連携することで、流通・小売り市場向けのレーザープリンタの販売を強化する。昭和情報機器が長年培ってきた販売チャネルやビジネスノウハウを生かし、レーザープリンタやトナーカートリッジ、用紙、POP作成システムなどをシステム開発から導入、保守サービスまでトータルで提供を行う。

POP印刷システム「ポップエース」など、業種・業務別にソリューション販売を推進する専任組織を新設し、キヤノンMJの大手・中堅企業向けの直販部門や、グループ企業、全国の販売パートナーを通じて展開していく。

導入企業は、本製品により、本部で作成してサーバーに蓄積したPOPデータを各店舗に配備されたレーザープリンターから印刷したり、店舗で個別に作成したPOPデータを本部と共有しながら印刷したりすることができるようになる。

本部1拠点にPOP作成システム(本部版)を、店舗30拠点にPOP作成システム(店舗30ライセンス制限)およびレーザープリンター30台を導入した場合の価格は、初期導入費が約750万円、年間保守サポート費が約250万円から。