日本IBMは8月20日、多数の仮想サーバが稼働する仮想化環境において高速な入出力処理を実現するフラッシュ・キャッシュ・ソフトウェア「FlashCache Storage Accelerator」の提供を開始すると発表した。

同製品は、IBM System xサーバに搭載する不揮発性の半導体メモリーであるフラッシュ・ストレージに使用頻度の高いデータを蓄えてデータ読み出し用のキャッシュとして利用するソフトウェア。「FlashCache Storage Accelerator」を利用することにより、最大2倍の仮想サーバ数を実行できるようになり、仮想化環境を構築する際の物理サーバー数の削減やストレージ関連のコスト削減、既存のストレージ環境の性能向上を支援する。

最小構成価格は、サーバ1台あたり65万1,000円(税別)。

なお、「FlashCache Storage Accelerator」は、VMware ESXi 5.0/5.1および、Windows Server 2008/2012、Red Hat Enterprise Linux 5/6に対応している。