日本オラクルは、最新データベース「Oracle Database 12c」の技術と新機能を習得する技術者向け研修コースを9月30日より開始すると発表した。

「Oracle Database 12c」ラーニングパス

「Oracle Database 12c」は、データベースクラウドの環境に最適なアーキテクチャに刷新され、またクラウド環境における性能、可用性や運用管理の簡素化と利便性を追求した新機能が搭載された。

新しい研修コースでは、「Oracle Database 12c」の特長であるマルチテナント・アーキテクチャや最新版で新たに追加された機能「Heat Map」、「Data Redaction」、「Adaptive Execution Plan」などを理解、習得し、データベースシステムの開発や、インストール、アップフレード、バックアップなどの運用管理に必要なスキルを豊富な実機演習を通して身につけることが可能となる。

提供開始する「Oracle Database 12c」の研修コースは以下の通り。

名称 研修開始予定日 内容
新機能 2013年9月30日 「Oracle Database 12c」で追加された様々な新機能について体系的に学習
マルチテナント・アーキテクチャ 2014年1月 マルチテナント・アーキテクチャの概念と実装方法を学習
バックアップ・リカバリ 2013年12月 「Oracle Database 12c」におけるバックアップおよびリカバリ手法について学習
インストール&バックアップ 2013年12月 「Oracle Database 12c」のインストールおよびアップグレード方法について学習
管理ワークショップ 2013年11月 「Oracle Database 12c」のアーキテクチャを理解するとともに、データベースの構成方法と効率的な運用方法について学習
管理ネクスト・ステップ 2013年11月 「Oracle Database 12c: 管理ワークショップ」と「Oracle Database 12c: 管理クイックスタート」の差分内容について習得
管理クイックスタート 2013年10月 「Oracle Database 12c」の基本的な管理作業について学習
SQL基礎I 2013年11月 リレーショナル・データベースの概念とSQLの基本的な使用方法を学習
PL/SQL基礎 2014年2月 Oracle DatabaseのためのSQL拡張言語であるPL/SQLの基礎を学習
PL/SQLプログラム開発 2014年2月 PL/SQLを使用したストアド・プロシージャの開発、ファンクション、パッケージなどを開発する方法を学習

また同社では、「Oracle Database 12c」に対応したデータベース技術者認定資格制度「ORACLE MASTER」の資格取得試験を年内より順次開始し、入門者向け資格「Oracle MASTER Bronze」、初級者向け資格「ORACLE MASTER Silver」、中級者向け資格「ORACLE MASTER Gold」を展開する。「ORACLE MATER Gold」においては、「Oracle Database 11g」、「Oracle Database 10g」および「Oracle Database 9i」からの移行試験も提供する予定。