FreeBSD - The Power To Serve |
Jabirプロジェクトから最新の「JabirOS」が公開された。JabirOSはFreeBSDベースのデスクトップ向けディストリビューション。仕組みとしてはArch BSDに近い。シンプルでビギナーにも扱いやすいオペレーティングシステムになることを目指して開発されている。最新版ではOpenBoxがデフォルトのウィンドウマネージャになったほか、SLiMがデフォルトのディスプレイマネージャに設定されている。インストーラは新しいインストーラ「jabirinstall」へ置き換わっている。
「JabirOS」はもともと2012年に発足したプロジェクトの成果物で、当初はUbuntuをベースのオペレーティングシステムとして採用していた。しかしプロジェクトは2013年に入ってから方針を転換。FreeBSDをベースにするように開発を進め、最新版はFreeBSD 9.2-RC1をベースにしている。
FreeBSDはLinuxのようにディストリビューションの土台として使われるケースがそれほど多くなかったが、最近ではFreeBSDをベースとするディストリビューションが増えている。代表的なところはPC-BSD、FreeNAS、NAS4Free、DesktopBSD、pfSense、Debian GNU/kFreeBSD、Arch BSD、AskoziaPBXなど。