台湾で総合デジタルマーケティング事業を行うTS Consultancyは7月31日、日本語のWebサイトを台湾向けにローカライズするサービス「JA2ZH」を開始したことを発表した。

JA2ZHのWebサイト

JA2ZHは、既存の日本語のWebサイトを繁体字中国語サイトに変換するサービスで、全体の構成やデザインを変えずに、Webサイトの内容だけが翻訳される。翻訳は専門スキルを持つ台湾人と日本人のチェッカーによって行われており、機械的な翻訳ではなく、台湾の人々が日常的に使う自然な中国語へと意訳するという。

また、日本企業の顧客窓口は日本人ディレクターが担当し、依頼からプロジェクトの完成まで、日本語によるサポート体制が整っているとのこと。

このほか、同社は料金の安さも同サービスの特徴のひとつとして挙げている。コーディング・翻訳作業を台湾の自社で行い、中間コストをなくしたことで、日本国内で発注するよりも大幅に安いサービス料金を実現したという。