富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は7月31日、遠隔地にあるデータセンター(島根県)を活用し、利用者のファイル資産を守る「ファイル遠隔地バックアップサービス」を、同日から提供開始すると発表した。
「ファイル遠隔地バックアップサービス」は、企業が保有する文書や設計図などのファイル資産を遠隔地にあるデータセンターにバックアップし、万一の災害時には早期に業務復旧を実施するサービス。同サービスは、バックアップ環境をデータセンターに設置しているため、新規サーバの投資やインフラ整備が不要なほか、システム稼働率の低い時間帯などバックアップのスケジュールを利用者に合わせて設定することができる。
特徴として、利用者のシステム特性に合わせてバックアップ方式(フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップ)を設定することができ、また、「データベース遠隔地バックアップサービス」と「ファイル遠隔地バックアップサービス」を組み合わせることで、システム全体のバックアップを行うことが可能となっている。
価格は、バックアップデータ量が200GBまでが、初期構築費49万3,500円 、バックアップ運用費(年額)が181万6,500円。