富士ソフトは29日、ニアショア開発の拠点として、沖縄県那覇市に沖縄開発センターを8月1日に開設すると発表した。
モバイル端末の多様化と高性能化に伴って、端末開発の検証作業では、高い専門性を持つ検証サービスへの需要が増加。それに伴い、同社はこれまでのモバイル端末開発のノウハウを活かし、IT人材の育成やIT関連事業が盛んな沖縄県に、開発センターを開設。モバイル端末の検証事業を拡大する。
沖縄開発センターの体制は、20名で事業を開始し、2014年3月には50名まで拡大する予定。また、将来的にはモバイル端末の検証作業だけでなく、モバイル端末の開発作業、他分野への展開など事業の拡大を予定している。沖縄県のIT産業の発展に貢献していくとしている。