電通と電通マーケティングインサイトは7月25日、ソーシャルメディア上の口コミデータを商品開発や広告・広報などに活用する情報戦略プランニングツール「トピックアソート分析」を開発したことを発表した。
「トピックアソート分析」は、ソーシャルメディア上でかわされる企業やブランド、世論に関するさまざまな話題を統計学の手法を用いて解析・分類し、主要な論点を抽出することを可能にするもの。
ソーシャルリスニングには「HOW(どのような情報経路で)」「WHO(だれが)」「WHAT(何の話題を)」という3つの視点があるが、トピックアソート分析は、これらのうちの「WHAT」を探るツールだとしている。また、トピックアソート分析で抽出した話題を時系列分析することで今後の動向を予測でき、これにより、話題の変化をふまえた戦略構築が可能になるという。
なお電通は、「WHAT」に対応するトピックアソート分析以外にも、「HOW」を分析するツールとして「くちこみデザイナー」を提供しており、「WHO」に対応する分析ツールもすでに提供している。
