米Googleは7月18日(現地時間)、2013年第2四半期(4月-6月)決算を発表した。2桁の増収増益だったものの、モバイルへのシフトと競争の激化が原因とみられるクリック単価の下落が響き、売上・利益ともにアナリストの予測を下回った。

6月期の売上高は141億1000万ドルで前年同期比19%増。会計原則 (GAAP) ベースの純利益は32億3000万ドル(前年同期比16%増)、希薄化後のEPSは9.54ドルだった。非GAAPベースでは純利益が32億3000万ドルで、EPSは9.56ドル。

売上の内訳は、Googleのサイトが88億7000万ドル (前年同期比18%増)。これはGoogleの売上高の68%に相当する。Googleネットワークと呼ばれるパートナーサイトからの売上高は31億9000万ドル (同7%増)で、Google売上高の24%。Motorola Mobileは連結売上高の7%に相当する9億9800万ドルだった。

ペイドクリック数は前年同期比23%増、前期比4%増。クリック単価は前年同期比6%減、前期比2%減だった。