デンソーセールス / デンソー / 日本航空 / 北海道大学 / 埼玉大学の5者は7月12日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、北海道をドライブ旅行する人を対象にしたサービス「One More観光案内」の実証実験を開始した。

NEDOは2012年度からIT融合による新社会システム開発・実証プロジェクトを実施しており、同プロジェクトには「都市交通」「ヘルスケア」「農商工連携」「データ処理基盤」の4分野がある。「One More観光案内」は、都市交通分野の実施テーマである「北海道における観光客導線による総合観光エコ事業」に関するものとなる。

実証実験のイメージ

「One More観光案内」は、レンタカーを使った観光が盛んな北海道の道央地域を対象エリアとして、ITを活用し、旅行者の旅行プランに合わせて最寄りの観光地や食事場所、交通情報といった情報を提供するサービス。同サービスは約3ヵ月間の試験運用を行った上で、ユーザーの意見を反映しながら段階的に使い勝手を高めていく計画になっている。

なお、北海道観光客向けに専用のスマートフォンアプリ「北海道観光コンシェルジュ」が公開されており、このアプリをダウンロードすることで誰でも実証実験に参加できる。

スマートフォンアプリの画面イメージ